はじめに
本書は「岩屋物語 上」原文のくずし字とそれにできるだけ忠実に翻刻(活字化)したものです。漢字はできるだけ原文のまま、変体仮名は旧仮名使いによるひらかなにしました。(注)は、意味の解説と固有名詞(字名や通称)の補足、和暦は西暦にして年代をわかりやすくしました。
補追 2016年1月30日
本翻刻は、読み下し・くずし字の古文書を参照した。後日、「総社市史
近世 史料編」P1068に翻刻が掲載されていることを知った。
なお、以下に【解説】の一部を引用する。
・・・この「岩屋物語」は明和三年(1766)三月に賀陽郡大井村(岡山市大井)の鳥羽義助(号占春亭久治)が「岩屋山記」を参考とし、庶民にわかり易く、親しみ易いように絵巻物に著したものである。・・・
2020年2月23日:改定