岡山文庫⑦岡山の仏たち(梵字十三仏)
梵字十三仏 総社市奥坂抜粋 「石窟の正面に侍者を従えた辨財天、向かって左側の石面に右から梵字の十三仏、毘沙門天、摩利支天(はっきりしないが動物に乗っている天部にみえるから)、僧形を陰刻し」 注) 昭和40年発行の本書で、初めて、正面鏡石の陰刻像が辨財天であり、侍者(十五童子か)を従えていることが記載されている。 この後発行されている吉備郡史(昭和48年)、総社市史通史編(平成10年)いずれも、『馬頭観音』と記載されている。